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【2019年8月リリースの概要】 新しいモバイル機能、強化されたセキュリティと分析、Amazon EventBridgeとのインテグレーション

投稿:2019年9月9日   |    更新:2022年3月9日

PagerDutyは2019年8月、新しいリリースを発表いたしました。このリリースでは、いつでもどこからでもリアルタイムで安全に作業できるように、新しい製品機能と拡張機能のセットが提供されます。

このリリースでは、デジタルオペレーションを最適に管理するためのより良いプラットフォームを構築するというお客様のニーズに引き続き応えています。機能強化には、モバイルアプリの新しいイノベーションと、メールドメインの制限を追加することによるプラットフォームセキュリティの強化が含まれます。また、分析スコアカード機能をより柔軟にし、Amazon EventBridgeとの新しいパートナーエコシステムのインテグレーションを追加しました。

モバイルプラットフォーム

すべてのインシデントが24時間以内に解決できるわけではないため、ユーザーが24時間以上アラートをスヌーズするオプションを追加し、営業時間外のアラートをより柔軟に管理できるようにしました。長時間スヌーズは現在iOSアプリで利用可能ですが、Androidでも近日中に提供される予定です。

設定についての警告

ユーザーは設定メニューで PagerDutyインスタンスのセットアップを最適化する方法を見つけることができます。警告をタップして、連絡方法と通知ルールを更新します。たとえば、ユーザーがSMSやメールなどの連絡方法を追加するのを忘れた場合、連絡方法の追加を推奨する警告がポップアップ表示されます。

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ビジネスサービスのステータス更新

ビジネスレスポンス用PagerDutyソリューションをローンチしました。これは、アドオンのModern Incident Response上に構築されています。この新しいソリューションには、ビジネス関係者に明確で簡潔な情報を提供する新しいステータスダッシュボードが含まれているため、チームはインシデント発生時のリアルタイムのビジネスおよび技術的対応をより適切に連携、調整できます。

ユーザーはインシデントに優先度レベルを割り当て、モバイルアプリから直接ビジネスサービスに関連付けることができます。この新機能により、技術担当者はビジネス系サブスクライバーに通知でき、ステータスダッシュボードの適切な場所に情報が表示されるようになります。

iPadレイアウトの改善

新しいiPad用のレイアウトにより、より大きな画面をより有効に活用し、インシデントをタップして詳細を表示できます。また、分割画面のサポートもあり、PagerDutyアプリをカレンダー、Slackなどの他のアプリと一緒に使用できます。

eメールドメイン制限付きの強化されたプラットフォームセキュリティ

メールドメインが制限されているお客様用に、セキュリティレイヤーを追加しました。これにより、承認されたメールドメインを持つユーザーのみがPagerDutyセッションにアクセスできるようになります。管理者とアカウント所有者は、ユーザーがログイン情報を作成または変更したり、メールアドレスに連絡したりするときに、メールドメイン許可リストにあるドメインのみを使用するように制限することができます。

新しい分析スコアカード検索と購読、購読解除機能

新しい分析スコアカード検索により、ユーザーはチーム名またはカスタムスコアカード名を検索することにより、利用可能なスコアカードのリストから特定のスコアカードをすばやく見つけることができるようになりました。以前は、ユーザーはスコアカードのリストを目で見て必要なものを見つける必要がありました。特に、多くのチーム、多くのスコアカードを購読しているリーダーや大規模な組織のユーザーにとっては、時間がかかるイライラする作業でした。

また、ユーザーはスコアカードのサブスクライブを設定、解除できるようになりました。これにより、チームに所属していない場合でも、チームの運用指標を確認できます。サブスクライブ/サブスクライブ解除機能を追加することにより、ユーザーはUIに表示するスコアカードの中から見たいものだけを表示できるため、カスタマイズされ、すっきりしたユーザーエクスペリエンスを体験できます。たとえば、マネージャーやエグゼクティブのマネージャーは、さまざまなチームグループに参加することなく、関心のあるデータを表示するためにサブスクライブできます。

パートナーエコシステムインテグレーション

Amazon EventBridge

PagerDutyとAmazon EventBridgeとのインテグレーションにより、チームはネイティブAWSサービスをPagerDutyに接続するイベント駆動型のワークフローを簡単に作成できます。Amazon EventBridgeを使用すると、PagerDutyのお客様は、AWSがサポートする幅広いインテグレーションと機能を活用できます。

この8月リリースの新機能にご興味がある場合は、詳細についてのサポート技術情報をご覧ください。

本記事は米国PagerDuty社のサイトで公開されているものをDigitalStacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。

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