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PagerDutyのピープルファーストのコミュニティーへの取り組み

投稿:2022年3月28日   |    更新:2022年9月9日

ピープルファースト(人間第一)は、私たちが日々実践している哲学です。今日は、社員と、そして世界中に広がるコミュニティー作りを通して、私たちが実践している進化した方法をご紹介します。

デュートニアン(訳注:PagerDutyの従業員)にとって2年前は20%だった在宅勤務が、今では75%に達しています。分散型が私たちのニューノーマルです。全新入社員が、ハイブリッド、オフィス内、好きな場所と、自分に最も適した勤務形態を選ぶことができ、働く場所に究極の柔軟さが与えられています。

大切な時間をつくる

デュートニアンの生活を豊かにするために、私たちは社交、コラボレーション、ネットワーク、そして豊かなコミュニティーへの参加をより簡単にできるようにしています。

”Donuts”と”Casual Collisions”の2つは、仮想環境での偶然の出会いや雑談を再現するため取り組みです。Donutsは、Slackのチャンネルにボットを追加し、チャンネル内でランダムにペアリングを行い、ソーシャルチャットを行えます。Casual Collisionsは、このコンセプトを全社的なペアリングに拡大したものです。

PagerDutyは社会的なつながりだけでなく、年2回のHackWeekの伝統を発展させ、現在はバーチャルで行われ、全ての参加者にとって公平な体験となっています。HackWeekは、デュートニアンにとって、普段は会うこともなく、ましてや一緒にプロジェクトに取り組むこともないような会社の人たちと、革新的なアイデアを追求するチャンスなのです。

PagerDutyの価値観でつながる

PagerDutyの目的、ミッション、ビジョン、バリューは、デュートニアンをグローバルに繋ぐものです。私たちは、未来を築き、より公平な世界を描くために、時間と効率でチームに力を与えるために存在しています。この信念は、従業員体験も含め、私たちが行う全てのことに適用されています。

ワークプレイスエクスペリエンスチームのプログラムであるVibeは、デュートニアン同士のつながりを構築・強化し、私たちのブランドやコアバリューとのつながりを感じられるようにするためのものです。Vibeで最も人気のあるイベントの多くは、Social ImpactやEmployee Resource Group(ERG)といったチーム横断的な取り組みで、還元、コラボレーション、ID&Eといった当社の真の価値志向を反映しています。例えば、STEP-temper initiative では、世界中の32チームがチャリティのために1カ月間のフィットネスチャレンジに参加し、素晴らしい非営利団体”Humanity Matters”に合計26,000ドルを集めました。

今年、Vibeは四半期ごとに異なるPagerDutyの価値を、恩返しの要素と結びついた楽しい社会活動の組み合わせによって実現しています。バーチャルコンサート、コンテスト、体験型アクティビティー、そして「Bring Your Child to Work Day」のような家族全員で参加できる機会も用意されています。また、チームから寄せられた快適さや要望をもとに、対面式のイベントも数多く開催する予定です。

また、2カ月に1度のガイド付き瞑想や、Slackでの#WatercoolerWednesdayディスカッションスレッドなど、Vibeが継続的に行っているプログラムも引き続き実施していく予定です。

image3 PagerDutyはコミュニティーを向上させる

PagerDutyのコミュニティーは、デュートニアンを遥かに超えて、私たちの顧客、パートナー、そして私たちが生活し働くコミュニティーを含んでいます。私たちの1%誓約コミットメントの一環として、私たちは従業員の労働時間の1%を地域社会とグローバルコミュニティーの変化を加速させるために提供すると誓約しています。

私たちの社会貢献プログラムは、従業員のスキルや関心を結集してコミュニティーのニーズに応え、信頼とより大きな公平性を構築することを目的としています。 その例として、Volunteer Time Off(VTO)、Technical Pro Bonoプログラム、Givingプログラムの3つがあります。

社員は毎年20時間の有給休暇を取得し、自分の好きな団体や活動に時間やスキルを捧げることができます。子どもの学校でのボランティア、地域の非営利団体への支援、投票関連やメンター活動への参加など、さまざまな活動が行われています。社員はボランティアに参加した時間と影響を記録すると、PagerDutyから資金を得て、自分にとって重要な活動に寄付できます。

私たちは、毎年恒例のカンパニーキックオフ(CKO)で集団ボランティア活動を行い、力強い1年をスタートさせています。今年のCKOでは、デュートニアンは18の仮想プロジェクトをサポートし、公平性を高め、存在感の薄いコミュニティーの機会を拡大し、PagerDutyの非営利顧客とローカルパートナーの影響をさらに拡大させました。例えば、パートナーであり非営利団体であるWeRoboticsがFlying Labs Networkの全メンバーをうまくまとめるために最適なコミュニケーションツールを特定するなど、パートナーが直面している課題に対する解決策のブレインストーミングを支援しました。

通年、ERGや各地域で社会貢献活動を推進する社員のグローバルネットワークであるCommunity Respondersと協力し、社員なら誰でも参加できるドロップインの仮想ボランティア機会を毎月設けています。

PagerDutyの社員は、Technical Pro Bono programを通じ、私たちのプラットフォームの知識を活用して、非営利団体のお客様のデジタルトランスフォーメーションの過程をサポートしています。昨年秋には、異なるチームや地域のPagerDutyの社員が、ワクチンの公平性を高めるために最前線で活動する3つの非営利団体とパートナーシップを結びました。

PagerDutyカスタマーサクセスマネージャーのJon Honariは、Technical Pro Bonoプログラムの経験について、次のように語っています。

「WeRoboticsと一緒に仕事をすることで、PagerDutyは単なるソフトウェア会社ではなく、変化と善のためのファシリテーターであると感じるようになりました。WeRoboticsのチームは、ドローンの助けを借りて予防接種や医療用品を届けることで、世界の最も遠隔地に住む人々が健康を維持できるようにすることを目指しています。PagerDutyが、困っている人々の幸福のために直接インパクトを与えることができるのは素晴らしいことであり、彼らのミッションの一翼を担えたことに感謝しています。

また、従業員には、危機対応活動、PagerDuty.orgパートナー、および自分にとって個人的な原因を支援するための資金提供や企業マッチングキャンペーンに参加する機会もあります。2021年、デュートニアンは412の活動を支援し、デュートニアンの92%が当社のソーシャルインパクトプログラムに参加しました。

詳細は、PagerDutyが近日中に発表する「2021 Impact Report」でお楽しみください。

PagerDutyとPeople-Firstコミュニティーへの参加にご興味がありますか?

私たちは採用中です。PagerDutyでの生活については、採用情報ページと、このピープルファーストシリーズのブログ12をご覧ください。PagerDutyの拠点は、リモートでの勤務のほか、アトランタ、リスボン、ロンドン、サンフランシスコ、シドニー、トロントにあります。


この記事はPagerDuty社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。

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