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IoTのインシデント管理を助けるPagerDuty API 2.0

投稿:2018年1月2日   |    更新:2022年5月19日

Internet of Things (IoT) は、世界中の企業や人々の生活に普遍になりつつあります。それは目新しいものとして始まりましたが、最近ではもっと革新的でミッションクリティカルに使われるケースが出てきています。利用できるIoTデバイスが多様になり、生成されるデータも膨大になっているなか、さまざまなセキュリティ上の脆弱性が露わになり、IoTデバイスを製造する企業は多数の課題に直面していますが、ここでもインシデント解決プラットフォームが役立ちます。今日IoTシステムを構築している場合、または今後IoTシステムを構築する予定がある場合は、ベストプラクティスのインシデント解決ソリューションに投資して、IoTシステムを確実にレジリアント( 弾力性に富み) かつ安全にすることが不可欠です。 smart-devices-250x237

IoTシステムには統合が必要

IoTシステムには本質的な複雑さがあるため、エンドツーエンドの監視と統合が不可欠です。非常に多くのデバイスが存在し、すべてがインターネットに接続され、家庭にデータを戻してくるので、使われるのを待つだけの大量のデータがあることになります。ユーザーがIoTデバイスを使うと、使用時間と頻度、使われている機能など、詳細な使用パターンにあなた(注:サービス提供側)はアクセスできます。

監視、ロギング、およびITSM(ITサービス管理)ツールとの統合は、IoTに大きな違いをもたらし、IoTデバイスの開発者が一息つくことができます。PagerDutyのようなソリューションは、すべてを集中管理されたダッシュボードで管理し、ルールを定義してイベント管理の手順やワークフローをカスタマイズできるようにしてカオスを防ぎます。

PagerDuty APIバージョン2.0を使うとまさしくこれが可能になります。このAPIを使用すると、アプリの通知とアラート管理がよりシームレスでカスタマイズ可能になります。あなたのアプリにPagerDutyを埋め込めるだけでなく、PagerDutyにあなたのアプリを埋め込むこともできます。PagerDutyの機能は、必要なデータを表示するためにあなたが独自のダッシュボードを埋め込むことでさらに拡張できます。Custom Event Transformer(カスタムイベントトランスフォーマー)があればJavaScriptを使い、通常のデータを価値がある、そして正規化されたインシデントに変換し、PagerDutyとのカスタム統合が実現できます。

PagerDuty APIによるさまざまなIoTの統合例

PagerDutyのAPIがIoTの革新に影響を与えた事例はたくさんあります。

Resinio

Resin.ioは、IoTのクライアント、サーバ、およびデバイスプラットフォームであり、PagerDutyを使用してIoTインシデント管理を処理します。Resin.ioのようなソリューションは、DevOpsの原則と利点をIoTの世界にもたらします。Resin.ioの他の利点には、Linuxカーネルの採用も含まれており、おかげでIoTデバイス用に独自のソフトを使う必要がなくなります。これにより、開発がより身近なものになります。

Temboo

さらに、Tembooはセンサーモジュールを使った駐車場管理にPagerDutyを使っています。IoTセンサーは警報をトリガーすることができ、駐車スペースが利用可能かどうかを知るためにセンサーデータを使えるようにします。TembooとPagerDutyは、高齢者の介助にセンサーを利用することもできます。センサーを老人の生活エリアに設置すれば、手助けを求めている時に家族が通知を受けることができます。

AlertSite

別のツールで、SmartBearのAlertSiteは、IoTの品質チェックとAPIテストに役立ちます。これらのテストは手動で行う必要はなく、AlertSiteが実行を自動化します。本質的には、それは統合された複合型の監視プラットフォームであり、テスト場所から直接迅速なアラートを送信する機能や、エンドユーザーの動作をエミュレートするアラート機能も含まれています。PagerDutyはAlertSiteと統合することで実現される、最先端のエンドツーエンドのインシデント解決機能により監視機能を強化します。

起こる前に不正を防止

倫理的なハッカーは、インターネットに接続されているデバイスが、さまざまな手段で悪用されることを明らかにしました。例えばユーザーにトラブルをもたらすために機能を悪用したり、デバイスを使ってDDoS攻撃をかけるといった手口を繰り返し明らかにしてきました。インシデント管理は、IoTチームにデバイスに潜在する誤用、悪用の可能性を警告するための重要な保護層であり、特に異常に動作が起きた場合は、調整された応答をトリガーします。

インシデント管理は、それをすること自体が目標と見なされるべきものではありません。IoTが存在するためのより安全な環境を作り出すことは非常に重要です。IoTは、これまで決してできなかったような方法で人々の生活を改善することを目指しています。デバイスがそのような重要な役割を果たしている場合、インシデントの防止と修復はこれまで以上に重要になります。PagerDuty API V2.0は、IoTセントリックな未来のためにPagerDutyプラットフォームを準備するものであり、エンドユーザーと開発者のエクスペリエンスをより快適で、拡張性があり、信頼できるものにする無限の可能性をもたらします。

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